忍者ブログ
デオドラントは細菌の繁殖をおさえ、体臭・口臭の臭いを抑えたり、脱臭・消臭することです。暑い時期の汗の臭い、加齢臭、わきがなど臭いの悩まれている方も多くデオドラント対策も欠かせないものとなっています。デオドラント製品は制汗剤、消臭剤など様々ですが、体臭・口臭の根本的な原因を解決することが大切です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

口臭とは、口の中の細菌(口腔細菌)が腐敗発酵をおこした結果起きる口の中の嫌な臭いです。口臭の主な成分は、揮発性硫黄化合物(VSC)です。例えば、メチルメルカプタン、硫化水素、ジメチルサルファイドなどで、口臭には、誰もが持っている「生理的口臭」や食後の食べカスや内臓から直接口の口臭となる「病気が原因の口臭」、「食べ物による口臭」の三つに分類できます。生理的口臭は、誰にでもある事なので、ある程度ケアができていれば、そこまで気になるものではないです。しかし病気が原因による口臭の場合、しっかりした治療が必要となり、放置すると強い口臭につながってしまいます。

■生理的口臭
誰もが持っている口臭です。生理的口臭は、極度の緊張時に口の中が乾いたり、朝の起床時、食後の3時間経過頃に発生します。これらは、自然に発生し、ほとんどが自然に消える為、あまり心配する必要はありません。

■病気が原因の口臭
病気といっても様々です。病気が原因の口臭には多くの種類があります。
・虫歯や歯垢
歯垢は、80%が細菌です。これらが溜まると、健康な歯から虫歯になり、この虫歯が悪臭を放つことになります。特に神経が腐った歯は悪臭を放つ口臭の原因となることが多いです。
・歯槽膿漏・歯肉炎(歯周病)
歯肉は炎症をおこし腐っていきます。悪化すると歯も抜け落ちるようになり、大変な悪臭を放ちます。
・義歯垢など
入れ歯や差し歯です。義歯には歯垢がつきやすく、口臭に繋がる場合があります。
・消化器系疾患
胃腸がもたれていたり、調子が悪いとげっぷのような臭いが体内から上がってきて口臭の原因となります。
・代謝系疾患
糖尿病や肝臓の病気の際に、甘酸っぱい臭い(糖尿病)やねずみ臭いにおい(肝臓)の口臭がします。
・呼吸器系疾患
気管支炎や肺化膿症などが原因で口臭が出ることがあります。
・その他の疾患
だ液が出にくくなる病気(膠原病 やシェーグレン症候群など)や、鼻・咽頭などの病気が口臭の原因となることがあります。

■食べ物による口臭
臭いが強い食材、調味料などが口臭の原因になることもあります。代表的な臭いの強い食べ物は、ニンニク(大蒜)、ニラ、ネギ、らっきょう、たくあん、納豆などです。その他、アルコールや煙草も口臭の原因です。これらは、一時的になものですが、成分が胃で消化され、血液を介して体内に循環する為、口の中だけをきれにしていても口臭となることが多々あるので注意が必要です。

【人が悪臭と感じる臭い】
・スカトール:屎尿の臭い。アンモニア、アミン類などの窒素化合物もこの系統です。
・イソ吉草酸:靴下のムレたようなにおいや油の腐ったような臭い。
・メチルシクトペンテノロン:砂糖が焦げたような臭いやたまごが腐ったような臭い。口臭の原因となる
 揮発性硫黄化合物はこれに含まれる。
PR
忍者ブログ [PR]