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デオドラントは細菌の繁殖をおさえ、体臭・口臭の臭いを抑えたり、脱臭・消臭することです。暑い時期の汗の臭い、加齢臭、わきがなど臭いの悩まれている方も多くデオドラント対策も欠かせないものとなっています。デオドラント製品は制汗剤、消臭剤など様々ですが、体臭・口臭の根本的な原因を解決することが大切です。
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デオドラントとは細菌の繁殖を抑えるなどして、体臭の臭いを抑えたり、脱臭・消臭することを言う。デオドラントとは、不快な臭いを元から分解して、根絶する働きをいい、バクテリアの増殖を抑えるなどして、体臭その他の悪臭を防ぐことである。デオドラント製品はスプレー式、パウダータイプ、ジェルタイプ、クリームタイプなど様々なものが販売されており、制汗剤、消臭剤と呼ばれるものがこれに該当する。例えば、デオドラントスプレーを使えば、気になる体臭や汗の臭いが消え、一緒に配合されたパウダーで汗ばんだ体もサラサラになる。また、ヒヤッと清涼感をプラスした冷却効果のあるものもあるので、汗をかきやすい季節や、大事な用事の前などに、さっと一吹きするだけでかなりの臭いを抑えてくれるのである。

◇制汗デオドラント剤
制汗デオドラント剤は肌の臭いを化学的に抑える働きがある。パウダースプレータイプが一般的ですが、ロールオンタイプ、スティックタイプ、ミストタイプなどもある。

・パウダースプレータイプ
パウダースプレータイプのデオドラント製品はつけた瞬間にヒヤッとした感触が気持ちいいのがこのタイプの特徴。しかも、パウダータイプなので、つけた後にはサラサラとしていてべとつかない。使う時は、容器を良く振ってから使うのがよい。中に入っているガスの作用で出てくる温度が低いため、同じ部分に3秒以上スプレーするのは良くない。

・ミストタイプ
制汗や防臭の効果がある成分を含んだ液体をアトマイザーなどに入れて、ミスト状に吹き付けて使用します。
パウダータイプのデオドラント製品に比べて、肌につきやすいので、少しの量でも効果が抜群です。コンパクトサイズもあるので、携帯するのに便利です。使う時は、容器をよく振ってから、ムラのないようにつける様心掛けてください。

・スティックタイプ
制汗や防臭の効果のある成分が固形になっていて、肌に直接塗るタイプ。固形をそのまま塗りこむので、効果が長時間持続する。スプレータイプやミストタイプのデオドラント製品と違い、ヒヤッとした冷却効果はないので、季節を選ばず使うことができる。

・シートタイプ
デオドラント剤を染み込ませたウエットティッシュの様なもので、汗をかいた後に拭き取るシートタイプもあります。汗をかいた後に拭き取り、なおかつその後に石鹸などの香りが残るようになっているので、ひんやりとさっぱりの二重の効果がある。
シートタイプは、顔や腕などを拭き取る時にメイクや日焼け止めなども一緒に拭き取ってしまうので、拭き取った後はまたメイクし直したり、日焼け止めを塗り直したりしないといけないので、注意が必要。

・ロールオンタイプ
制汗デオドラント剤の中で一番効果が高いのがロールオンタイプのデオドラント製品です。液が出る部分がボール状になっているので、そこを肌の上で転がすと液が塗られるという仕組み。直接肌に液を塗るので、有効成分が素早く肌に浸透するが、乾くまで少し時間がかかるので、時間のある時に使用するのがよい。


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汗と体臭は深く関わっている。汗が分泌、その汗が細菌に分解された時に体臭が発生、嫌な臭いや汗臭さなどの体臭の原因となることがある。

食生活の変化
欧米化した食生活は体臭の大きな原因。動物性たんぱく質や脂肪を多く含む肉類中心の食生活は、皮脂腺から分泌される皮脂の量が増え、その皮脂が酸化すると体臭が発生する。

不規則な生活とストレス
体臭と何の関係もない様にみられるが、生活習慣も体臭の発生に大きな影響を与えている。睡眠不足やストレスを感じると皮脂腺の働きが活発になり、皮脂が過剰に分泌、分泌された皮脂が酸化し、これが体臭の原因となる。

病気
体臭の原因となる病気として最も有名なものは糖尿病である。糖尿病になると糖の分解が進まず、甘酸っぱい臭いがする。その他の病気でもその病気や疾患特有の臭いがするようになるといわれている。

わきが
わきがとは、アポクリン腺から分泌された汗が細菌により分解されることによって発生する体臭のことで、通常の汗臭さよりもよりきつい臭いである。

足の臭い
足の臭いはわきがと同じく主にアポクリン腺から分泌される汗が原因で、アポクリン腺から分泌された汗が細菌に分解されたときに足の臭いが発生する。

多汗症
多汗症とは単なる汗っかきとは違い、「汗を多くかく症状・病気」のことで、全身の発汗が増加する全身性多汗症と、手のひらやわきの下など体の一部の発汗が増加する局所性多汗症にわけられる。

肥満
肥満の人は体臭の原因となりやすい皮脂腺からの皮脂の分泌量が増えるので、体臭へと繋がりやすい。また肥満の人は汗をかきやすく、その汗をそのまま放置すると細菌に分解され、体臭の原因となる。

腸内環境
腸内環境の悪化は体臭・口臭の大きな原因。悪玉菌が優勢になり腸内環境が悪化すると、腸内で毒素や有害物質が作られ、この毒素や有害物質が血液を通って全身へ運ばれ、皮膚や口などから排出、体臭などの原因となる。

便秘
便秘は体臭などの大きな原因となる。便秘になると便が腸内に長時間留まり、腸内で便が腐敗、毒素や有害物質を作り、血液を通って全身へ運ばれ、皮膚や口から排出、口臭や体臭、またオナラの臭いもきつくなる。

アルコール
お酒を飲むと「アセトアルデヒド」という物質が、血流にのって肺や皮膚から臭いとなって排出、口臭や体臭の原因になる。またアルコールには利尿作用があり、体中の水分だけでなく口の中の水分も奪い、唾液が減少し口臭の原因となる。

ニンニク(大蒜)
ニンニクも口臭や体臭の原因になるが、ニンニクによる口臭は生理的口臭といわれ、誰にでも起こるものなので気にする必要はないが、ニオイは約1日続くこともあるので、大切な用事がある前日はニンニク料理などは食べない方が無難。

加齢臭
加齢臭は、加齢に伴う体質の変化によって発生し、主に40代以降の中高年特有の体臭である。「ノネナール」という皮脂腺から分泌される脂肪酸と過酸化脂質が結びつき、酸化分解された物質が加齢臭の原因といわれる。
口臭とは、口の中の細菌(口腔細菌)が腐敗発酵をおこした結果起きる口の中の嫌な臭いです。口臭の主な成分は、揮発性硫黄化合物(VSC)です。例えば、メチルメルカプタン、硫化水素、ジメチルサルファイドなどで、口臭には、誰もが持っている「生理的口臭」や食後の食べカスや内臓から直接口の口臭となる「病気が原因の口臭」、「食べ物による口臭」の三つに分類できます。生理的口臭は、誰にでもある事なので、ある程度ケアができていれば、そこまで気になるものではないです。しかし病気が原因による口臭の場合、しっかりした治療が必要となり、放置すると強い口臭につながってしまいます。

■生理的口臭
誰もが持っている口臭です。生理的口臭は、極度の緊張時に口の中が乾いたり、朝の起床時、食後の3時間経過頃に発生します。これらは、自然に発生し、ほとんどが自然に消える為、あまり心配する必要はありません。

■病気が原因の口臭
病気といっても様々です。病気が原因の口臭には多くの種類があります。
・虫歯や歯垢
歯垢は、80%が細菌です。これらが溜まると、健康な歯から虫歯になり、この虫歯が悪臭を放つことになります。特に神経が腐った歯は悪臭を放つ口臭の原因となることが多いです。
・歯槽膿漏・歯肉炎(歯周病)
歯肉は炎症をおこし腐っていきます。悪化すると歯も抜け落ちるようになり、大変な悪臭を放ちます。
・義歯垢など
入れ歯や差し歯です。義歯には歯垢がつきやすく、口臭に繋がる場合があります。
・消化器系疾患
胃腸がもたれていたり、調子が悪いとげっぷのような臭いが体内から上がってきて口臭の原因となります。
・代謝系疾患
糖尿病や肝臓の病気の際に、甘酸っぱい臭い(糖尿病)やねずみ臭いにおい(肝臓)の口臭がします。
・呼吸器系疾患
気管支炎や肺化膿症などが原因で口臭が出ることがあります。
・その他の疾患
だ液が出にくくなる病気(膠原病 やシェーグレン症候群など)や、鼻・咽頭などの病気が口臭の原因となることがあります。

■食べ物による口臭
臭いが強い食材、調味料などが口臭の原因になることもあります。代表的な臭いの強い食べ物は、ニンニク(大蒜)、ニラ、ネギ、らっきょう、たくあん、納豆などです。その他、アルコールや煙草も口臭の原因です。これらは、一時的になものですが、成分が胃で消化され、血液を介して体内に循環する為、口の中だけをきれにしていても口臭となることが多々あるので注意が必要です。

【人が悪臭と感じる臭い】
・スカトール:屎尿の臭い。アンモニア、アミン類などの窒素化合物もこの系統です。
・イソ吉草酸:靴下のムレたようなにおいや油の腐ったような臭い。
・メチルシクトペンテノロン:砂糖が焦げたような臭いやたまごが腐ったような臭い。口臭の原因となる
 揮発性硫黄化合物はこれに含まれる。
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